エコーキャンセラの客観品質測定に用いる擬似信号の特性
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概要
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従来、エコーキャンセラの性能は白色雑音をエコーキャンセラシステムに通すことによって測定されていた。エコーキャンセラの性能は入力となるテスト信号に依存するところがあるが、これまで用いられてきた白色雑音の特性は実音声信号の特性とは異なるので、エコーキャンセラの性能測定用の信号としては適切ではなかった。本報告では、エコーキャンセラの性能測定に用いるテスト信号の特性について検討した。テスト信号に持たせる時間及び周波数領域における特性を種々変化させて、つぎの信号を作成した。すなわち、白色雑音、周波数重み付け白色雑音、擬似音声信号、複合音源信号、実音声である。それぞれの信号を入力テスト信号として用いて、残留エコー特性(ERLE)を測定した。その結果、擬似音声信号によるERLE特性は実音声を用いて測定したときの結果とほぼ同一の結果を示した。
- 2000-10-20
論文 | ランダム
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