制御理論を用いたTCP/IPネットワークにおけるウィンドウ型フロー制御方式の特性解析
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概要
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パケット交換ネットワークにおいて、データ転送系のサービスを効率的に収容するためには、フィードバック型の輻輳制御が不可欠である。フィードバック型の輻輳制御では、ネットワークからのフィードバック情報に応じて、送信側ホストからのトラヒック流入量を動的に制御する。これにより、ネットワーク内部でのパケット棄却を防ぐとともに、網資源の有効利用が可能となる。現在、広く普及しているTCP/IPネットワークでは、フィードバック型の輻輳制御として、ウィンドウ型野フロー制御方式であるTCP(Transmission Control Protocol)が用いられているが、その改良に関する研究も盛んに行われている。その中でも、高い性能を示すものとしてTCP Vegasが最近注目されている。そこで本稿では、TCP Vegasをもとにしたウィンドウ型のフロー制御方式を対象とし、その安定性と過渡特性を制御理論を用いて明かにする。
- 1998-10-15
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