画像による非剛体物体の3次元形状復元
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概要
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非剛体物体の3次元形状を取得する手法を開発した。非剛体物体の例として「顔」に着目し、2台のカメラで撮影した時系列画像列から、刻々と変形する顔の3次元形状を復元する手法である。顔の形状は、両目と鼻を結ぶ平面からの距離で記述し、その距離を変化させながら、画像上で対応点を探索・決定していく。さらに、時間的、空間的な滑らかさ拘束を付加しながら、距離を繰り返し更新し、より正確な形状を獲得する。得られた3次元形状は、微細な変形部分は改良が必要だが、顔の大きな構造は復元できている。
- 2000-11-10
著者
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赤松 茂
(株)国際電気通信基礎技術研究所
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木下 敬介
(株)国際電気通信基礎技術研究所:atr人間情報通信研究所
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赤松 茂
Nttコミュニケーション科学基礎研究所:atr人間情報通信研究所:国際電気通信基礎技術研究所
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