両眼立体視における方位選択性
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概要
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両眼立体視が方位に選択性をもつことは神経生理学や心理学の研究によって確かめられている。本研究では、2次の立体視における方位選択性(実験1)と、両眼対応が曖昧なステレオグラムにおける方位選択性(実験2)に関して実験を行った。実験1では、両眼間で方位が直交するガボール刺激でも奥行きの弁別が可能なことがわかった。実験2では、ガボール刺激が等間隔に並ぶために両眼対応が曖昧なステレオグラムを用いて、類似する方位どうしの両眼対応を調べたところ、方位に基づく両眼対応は、水平・垂直方位の異方性を伴うことと両眼視差に依存することが確認された。考察ではこれらの結果と先行知見をふまえて両眼立体視における方位選択性を議論する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-13
著者
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