単眼画像からの頭部方向と位置の再構成(顔とコミュニケーション)
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概要
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校正がなされていない単眼画像から3次元の剛体性を仮定した頭部位置と方向を検出するための手法について述べる.用いた手法は,少なくとも顔面上の2の点の画像によるトラッキング軌跡とこれらの点を3次元の剛体性を仮定した位置との2D/3Dのマッチングに依っている.想定可能な3次元の物体の運動が,胴体に対して仮想的で剛体性を仮定した頭部の運動軌道に対してあてはめさせられる.これらのモデル化された軌道は,0PTOTRAKによって測定された正確な頭部の傾き位置から主成分分析によって抽出された3自由度のみである.このようにして,各画像での二次元の軌跡に対して,対応した頭部位置の推定が計算される.推定計算結果は,画像と同時に得られたOPTOTRAKデータを用いて確認がなされた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-20