UV EL/Visible PL フルカラーディスプレイデバイスの開発
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概要
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発光層としてZnF_2, Gdイオンを発光中心として用いたEL素子は, フォトンエネルギーにして4eVの紫外光を得ることができる.当研究室でもZnF_2:Gd紫外発光EL素子とその応用に関する研究を行ってきた.今回, この紫外発光ELとRGB各種蛍光体粉末を用いたPL層を積層した, 複合素子によるフルカラーフラットパネルディスプレイの実現を目指した.まずは紫外発光EL素子のZnF_2:GdCl_3発光層及びa-SiNx絶縁層に関しての最適化を行った.また, 素子の各層での紫外光の吸収損失を軽減する素子構造を考案し, 紫外光の高出力化を果たした.それらの結果をふまえて, 青色素子を中心にEL/PL複合素子によるフルカラーディスプレイを試作し, 50cd/m^2(R), 30cd/m^2(G), 10cd/m^2(B)という結果を得た.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-21
著者
-
濱川 圭弘
立命館大学大学院
-
濱川 圭弘
立命館大学理工学部電子光情報工学科
-
仙田 孝裕
立命館大学理工学部
-
高倉 秀行
立命館大学理工学部
-
濱川 圭弘
立命館大学
-
高倉 秀行
立命館大学理工学部電子光情報工学科
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