強誘電性液晶における光学応答シミュレーション : 界面相互作用の光学応答に与える効界

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概要

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我々は、強誘電性液晶素子の電圧印加時における光学的応答に対して、液晶と界面との相互作用(プレティルト角、アンカリング強度)が与える影響について調べるため、トルクバランス方程式から分子配列を求め、その後4×4マトリクス法を用いることによって光学応答のシミュレーションを行った。その結果、シェブロン層構造をモデルとしたシミュレーションでは三角波・方形波印加時のほとんどの場合、アンカリング強度が大きくなるほど、またプレティルト角が大きくなるほど光学応答における遅れは大きくなる傾向があることが示された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-02-17

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