Envelope Followingにおけるサイクルステップの効果的制御法
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概要
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スイッチング電源などに見られるオーダーの異なる複数の周波数が重畳している(multi_rate特性を持つ)波形を持つ回路をSPICE等でシミュレートする場合、高周波に対し正確な計算をし、それを数百、千周期にわたり低周波に沿って計算を行うためシミュレーションに多大な計算時間を要することになる。この問題を解決する1つの手法としてEnvelope Followingが提案されているが、その効果を決定する大きな要因の1つであるサイクルステップ(刻み幅)の大きさを、回路特性を利用することで、適切な大きさになるよう制御を行った。結果を以下に示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11