コミュニティを用いたサービス優先度制御方式

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概要

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近年、インタネット/イントラネット技術の普及に伴い、エンドユーザ (以下EUと呼ぶ) のネットワーク (以下NWと呼ぶ) 利用の自由度は増しつつある。しかしながら、企業全体としての生産性を上げるためには、各人の自由な利用を守りつつも、NW全体としては統制/管理を行う必要がある。一方筆者らは、塾、病院、企業等の現実世界における様々な場面を、通信を利用するNWの世界に写像するための環境をコミュニティと定義し検討を進めている。これら各コミュニティ内には利用可能な様々な活動をあらかじめ規定でき、ユーザは、自らの要求でコミュニティを獲得した後、様々な活動が利用可能、すなわち通信環境の利用が可能となる。本稿ではこのコミュニティによるNW利用全体の統制/管理を実現するコミュニティを用いたサービス優先度制御方式について提案する。また企業内ネットワーク (以下EPNWと呼ぶ) に応用した例用を示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-06

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