B-14-1 PVC・SVCコネクション制御共存下におけるプロテクション機構のインターワーキング
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概要
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B-ISDNの基盤技術としてATM技術が発展し, ATMベースの通信サービスが既に開始されている。ATMのVCコネクション制御には事前に主に管理システムによって設定されるPVCとシグナリングを用いてオンデマンドに設定されるSVCの2種類が存在し, 前者は主に高速専用線, 後者はLANやVPNサービス等で主に用いられている。今後は, シグナリング技術の標準化と発展により, 大規模網における両者の共存が想定され, 両者を効率よく制御・管理する必要がある。実際に, PVC・SVC共存下でコネクション毎のルート情報を共通的に扱うのは困難であり, 本稿では, その一ステップとして, 共存下での網管理対象を明確化し, 障害発生時のプロテクション機能に着目した, PVC・SVC管理の共存形態について報告する。本検討は, 欧州R&DプログラムACTSのREFORMプロジェクトで共同開発したSVC主体のセルフヒーリングATM網(以下, REFORMシステム)と, TINA仕様の検討の一環として構築したPVC主体のATM網コネクション管理システム(以下, TINA-CMシステム)との相互接続の一例として検討した結果である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08
著者
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