直接光FM無線ハイウェイの信号伝送特性の解析
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概要
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近年, マイクロ波やミリ波帯の無線信号をそのままの形で光ファイバに閉じこめて伝送する無線ハイウェイの検討が行われている. この無線ハイウェイにおける無線信号の光伝送方式に半導体レーザ(LD)の直接周波数変調(FM)を用いれば, 無線セル基地局(CS)は簡単な構成のまま, 光FM方式の耐雑音能力による高品質な無線信号の光伝送が期待される. そこで本稿ではCSで受信した無線信号でLDを直接光周波数変調する無線ハイウェイを提案する. 光FM信号の受信方式には, 光コヒーレント検波と電気領域での周波数弁別による方法と光領域での広帯域周波数弁別を用いる方法があるが, 変調信号が無線信号のように高周波信号の場合, 光領域での広帯域周波数弁別が望ましいと考えられる. 本稿では, 無線ハイウェイのCSから制御局(CCS)へのアップリンクにおいて送信LDと光弁別器の非線形性と諸雑音要因を考慮して無線信号の受信CN比について理論解析を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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