直交Gold符号を用いたDS/CDMA方式の符号多重に関する一検討
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概要
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FPLMTSのフェーズ2においては画像伝送等を容易に実現するために200 MHz程度の帯域が望ましい. その帯域内で, 10Mbps程度の画像データと共に, 10kbps程度の音声データを扱うことも求められる. ところで, 高速伝送を実現するためには, 同期捕捉を瞬時に行えるマッチドフイルタ(MF)等を用いたシステムが望ましい. M系列で構成した場合, 符号種類が少ないため, 長い周期の符号を部分相関検出することが考えられるが, 各々の相互相関は悪い. また, SAW-MFでは符号長が長くなると実現が困難となり, デイジタルMFでは構成する回路規模が増大してしまう. そこで, 部分相関検出を行わず, 出来る限り短い符号長にするため, 同一周期でM系列より種類が多いGold符号をDS/CDMA方式に用いた場合の符号多重数に関して検討を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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