JERS-1 SAR画像からの熱帯雨林内の道路と川の抽出
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概要
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熱帯雨林地域は雲がかかっていることが多いため, 光学センサでは定期的な観測が難しい. これに対して, 合成開口レーダ(SAR)は雲や雨の影響が小さく, この地域の定期的変化をモニターするのに適している. ところで, 道路や川はこの地域の人間活動のよい指標であるが, 幅が分解能(18m)と比べて同程度以下なので, SAR画像の分解能セル内の画素情報にはこれらの特徴だけでなく, 周囲の情報も含まれている. このため, 従来までの画素にもとづく画像処理では抽出が難しかった. 飯坂等は画像強度だけでなく, いろいろな空間情報, さらに知織などの非画像情報を組み合わせた情報融合アプローチにより, 熱帯雨林のC-バンドのRADARSATのシミュレーション画像から道路の自動抽出に成功した. 本研究では, L-バンドの3ルックのJERS-1画像について同様の抽出を試み, さらに直線状の道路だけでなく, 曲線状の川の抽出も試みた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
若林 裕之
宇宙開発事業団
-
高木 幹雄
東京大学生産技術研究所
-
的崎 健
東京理科大学基礎工学部電子応用工学科
-
的崎 健
武蔵工業大学工学部電子通信工学科
-
飯坂 譲二
Department Of Geography University Of Victoria
-
神山 博貴
東京理科大学基礎工学部
-
桜井 貴子
東京大学生産技術研究所
-
飯坂 譲二
カナダリモートセンシングセンター
-
桜井 貴子
宇宙開発事業団
-
桜井 貴子
Rsデータ・アナリシス
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