狭領域での合成開口撮像のための擬円形少数超音波振動子配列の設計と評価
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概要
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超音波を用いて細いパイプや血管中などのごく狭い領域の前方可視化法として、少数の超音波振動子を円形に配列したパルス・エコー法による3次元可視化システムの開発が行われている[1]。一方、最先端技術としては、開口幅7mmの64個の振動子配列に極細同軸ケーブルを接続した新生児心疾患手術用の経食道超音波プロープが作られ、電子スキャン方式で高品質の心臓断層像が得られている[2]。この報告では、少数(8個)の超音波振動子を等間隔円周上配置から適切に変位させて配列し、ホログラフィックまたは開口合成撮像を行う方法を提案し、焼き鈍し法(Simulated Annealing)を用た配列の設計法を考案している。
- 1997-03-06
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