弾性体積波方形導波路グレーティングの解析
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概要
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これまで、弾性波三次元均一導波路を伝搬する縦波モードの解析は、導波路断面寸法が波長に比べて充分小さいという条件のもとで簡単な近似式を用いて行われてきた[1]。しかしながら、導波路に不連続部が存在する場合には、この種の近似式をもとに解析することは、精度上、問題があり、特にステップ状不連続部が有限長にわたって周期的に存在するグレーティングの解析においてはその計算誤差は無視できなくなる。そこで本文では、著者らが提案した三次元導波路不連続部に対する有限要素法解析(3D-FEM)[2]を基にしたグレーティングの一解斬法を提案し、その特性を明らかにする。又、均一グレーティングでは、サイドロープレベルが問題となることから、その低減法についても述べる。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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