微小位相差測定方法
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概要
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最近の流量計測では、石油類計量規格の見直し、プロセス制御の高精度化に伴い、直接的に質量流量が測定可能なコリオリ式質量流量計のニーズが高い。この流量計は共振する配管が、流体からの流体質量に比例したコリオリ力を受けて捩じれ振動し、これによる上・下流センサの位相差を測定し、質量流量への換算を原理とする。本報告では、周波数, 回路温度の影響が少なく、高精度で2つの正弦波信号の位相差(2α)を測定出来る方法について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06