エスパアンテナの最急勾配法によるビーム・ヌル形成に関する検討

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概要

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7素子エスパアンテナの等価ウェイトベクトル表現に対して最急勾配法を適用して得られる指向性とリアクタンス収束値について調べる。最急勾配法により形成されるヌルは連続的に変化するが、ビームの収束状態には偏りがあるという実験結果と同じ特性が計算結果にも表れ、この傾向はリアクタンスの可変範囲を広げても残る。また、最急勾配法によるビームやヌル形成に影響を与えないために必要なリアクタンス値の可変範囲を求める。さらに、通常のフェーズドアレーアンテナの指向性や電流分布と比較することにより、指向性可変能力について調べる。リアクタンス可変範囲を広げることにより、干渉波2波に対して通常のアレーと同程度の干渉波抑制能力を有するようになる。
2002-05-10

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