移動通信基地局デュアルビームアンデナの実験的検討
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概要
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デュアルビームアンテナは1つのアンテナ容積で水平面内2ビームを有するため、基地局アンテナの設置場所を有効に利用できる。さらにIMT-2000ではアンテナサイドローブが大きくなると加入者容量の低減を招くため、2重半円筒反射板を用いて本アンテナのサイドローブを抑圧する方法が提案されている。しかし、従来の検討は計算機シミュレーションにより最適化を図っているため、入力インピーダンス特性やレドームの影響が考慮されていない。そこで本報告では、デュアルビームアンテナの実用化を目的として、放射素子にプリント化ダイポールアンテナを用いて所要のインピーダンス特性を満たすことを示すと共に、レドームが入力インピーダンス・放射特性に与える影響を実測したので、その結果を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-17