角度量子化光線追跡を用いた計算機合成ホログラム : 波動光学的検討
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概要
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ディスプレイ用の計算機合成ホログラムには, 物体表面に配置した点光源からの回折を計算する方法が広く用いられている. しかしながらこの方法では, 点光源とホログラム上のセルとの距離計算に乗算と平方根演算が必要であり, 多数の点光源からなる物体の光波計算において計算時間の増大が避けられない. そこで我々は, 表面モデルで構築された物体にたいして, その表面 (平面) からの光波を効率良く計算する一つの方法として角度量子化光線追跡を提案している. 本報告では, 角度量子化光線追跡の波動光学的な検討について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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