DCT画像符号化における最適な量子化代表値の評価に関する検討
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概要
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離散コサイン変換 (DCT) を用いた画像符号化では, DCT係数の量子化雑音によって画質劣化が生じる. 各量子化ステップにおいて, 量子化誤差が最小となる量子化代表値はその量子化ステップ内の信号分布の平均値である. このような量子化を行ったとき, 各量子化代表値の値が復号時に必要になり, 符号化データのオーバーヘッドが増加する. そこで本稿では, 最適な量子化代表値の評価法について検討を行い, その最適値を画像信号の性質に基づいて推定・近似する方法, 更に, 符号化オーバーヘッドを不要とする方式を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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