アダプティブアレーを用いた2系統高所設置用基地局の実伝搬路における干渉低減効果
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概要
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高所設置基地局はマイクロセルシステムの通話エリア拡大に有効であるが, 隣接基地局からの干渉波の伝搬損失も小さくなるため, 基地局動作時における空きチャネルを確保できなくなる.一方, 干渉低減技術として有効なアダプティブアレーを用いると, 干渉波を低減することで生じるヌル方向にはゾーンが形成されないという問題がある.筆者らはこれまで, 2系統の基地局をアダプティブ制御することで, 隣接基地局からの干渉波の低減と端末へのオムニゾーン形成を同時に実現するマイクロセル用高所設置基地局構成を提案してきた.本報告では, 提案基地局構成の実伝搬路での特性を把握するため, マイクロセル実伝搬環境下での干渉波の到来波分布を明らかにするとともに, 試作したアダプティブ装置による干渉波抑圧特性を評価し, 高所設置基地局が干渉波を低減するのに適したアンテナの素子藻間隔を明らかにする.また, 提案基地局構成が干渉波の低減とオムニゾーン形成を同時に実現できることを示す.
- 1998-10-23
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