視聴覚融合のための適応フィルタ法の拡張
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
視聴情報をもとに,妨害音下で,目的音を抽出する適応フィルタについて研究している.目的音のエンベローブのみに相関をもつ信号α(t)を用いてフィルタ係数を決定するCue Signal法を提案し,種々の応用を試みてきた.しかし,これまでの方法は,平均2乗誤差を最小とする学習法であったため,目的音に対する周波数特性が劣化する(SN比の低い周波数帯域の利得が抑制される)という問題があった.例えば,白色雑音下で音声を抽出しようとすると,数kHz以上の帯域では音声パワーが小さいため,フィルタは全体としてはローバス特性となってしまい,これは,2乗誤差最小の規範では正しい解なのだが,フィルタ出力を人間が聞きとる場合を考えると好ましくない.そこで,目的信号の劣化量を重複できるようにCue Signal法を発展させることを試みたので報告する.[figure]
- 1995-03-27
論文 | ランダム
- 環元主義的文化景観解釈法
- 経済財政諮問会議の役割と課題--政策決定プロセス改革 (特集 構造改革のフォローアップ)
- ルイジアナ州アセンション郡における墓地形態 : 死の地理学序説
- 集落の文化特性に関する比較研究--文化人類学における2つの事例
- 「攻守バランスマネジメント教育」の必要性 (誌上セミナー 「攻守バランスマネジメント教育」のすすめ)