マルチパスフェーディングにおけるf-t一次近似によるサイクルスリップの解析
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概要
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マルチパス干渉遅延歪みに伴う動的現象について遅延広がりとフェーディング速度がシステム帯域幅に比し小さい時,ノッチ近傍において時間および周波数に対する伝達関数の1次Taylor 展開近似を用いることにより解析可能と考えられる.本研究ではまず仲上=ライスフェーディングにおけるマルチパス干渉の動的過程の与える条件下でおこるノッチ発生頻度の密度を求める方法を導いた.さらにその頻度密度を,以前に求めた2乗換波型クロック抽出とクロックフィルタを組み合わせた場合のサイクルスリップ発生条件[8]領域で確率積分することにより,サイクルスリップ発生頻度の推定を試みた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-12
著者
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