T形LC帰還路によるGB形発振器
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概要
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LCのT形構成による帰還発振器については、Coteにより通常のコルピッツ形の双対形として求められている.この形の構成は、元来電流帰還形を用いているため、エミッタ接地では入力インピーダンスの影響が大きく電流帰還形の特性が十分生かされていない.そこで、このT形を変形してベース接地形(以下GB形)の低入力インピーダンスを生かした新しい構成の発振器を検討してきた.今回はこの構成法について、特に出力端に現れるS形の負性抵抗を能動素子の静特性上に作図とシミュレーションにより求め、発振の成長とその波形について検討を加えてみたのでここに報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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