3-D顔部品対応づけ簡易手法の提案と似顔絵生成への応用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
筆者らは、先に、"ピカソ(PICASSO)"という似顔絵コンピュータを開発し、2-D平面上に線画で描くという制約はあるものの似顔絵生成を実現した。本研究では、このPIKASSOシステムの空間次元の制限を解消する試みとして、最近、容易に取得する事ができつつある距離画像を用いて、"3-D似顔絵(似顔絵レリーフ)"生成を試みた。本論文では、3-D似顔絵を生成する場合、必要となる顔部位の対応づけ問題に対して、部品領域分割法という簡易法を提案し、更に三角パッチを利用した3-D顔部品対応法と比較した。また、必要とする特徴点の数について具体的に似顔絵を生成して評価し、本簡易手法と常用される手法とを比較して考察する。また、3-D似顔絵生成に本手法を応用し、その実用可能性を検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
関連論文
- 教師情報を必要としない独自性による領域分割手法の提案 : 輝度値、勾配強度、エッジ方向を基としたレア度の利用
- 電子部品の生産ラインに適した1台のカメラによるステレオ計測法の提案
- AP-6-5 OK量子化理論の工学的課題(AP-6.信号・画像の離散化、特に量子化法についての討論-OK量子化理論とその展望-,パネル討論,ソサイエティ企画)
- 階層的トラッキングによる顔認識方式とその応用
- Hough変換などを用いた顔部品認識の試み : 似顔絵生成システムPICASSOの顔入力部自動化
- AP-6-3 標本化定理とOK量子化理論との一関係(AP-6.信号・画像の離散化、特に量子化法についての討論-OK量子化理論とその展望-,パネル討論,ソサイエティ企画)
- 変形・バリ欠陥を含む端子リードの平坦度検査法
- 製造現場におけるヒューマンエラー防止のための画像処理を用いた電子部品3次元インライン検査システム適用の可能性
- 電子部品プリント基板面認識のための画像処理検査カルゴリズム
- 画像処理による電子部品検査の実利用
- 動画エージェントシステムの試作
- エッジ点のランダムな投票によるHough変換に関する考察
- 人のように移動物体を追尾するハフ変換流し目カメラシステム
- Hough変換関数の拡張による流し目カメラビジョンの一実現法
- 種々のHough変換による直線セグメント抽出能力の考察
- 視体積交差による複数人物位置推定とカメラ画像間の人物同定
- 局所的空間周波数構造の高速解析法に基づくJPEGブロックノイズ推定
- 顔部品領域抽出とHough変換による部品認識
- 顔画像の計測・処理をめぐる話題
- 視体積交差による複数人物位置推定とカメラ画像間の人物同定
- 画像検査・計測技術の動向
- 輝度変換と色特性によりノイズを抑制した口抽出手法の提案
- 濃度共起確率に基づくユニークな画素群を用いた高速画像マッチング
- 平均顔との距離を用いた性別・年令推定手法の提案
- 平均顔との距離を用いた性別・年令推定手法の提案
- 局所的周波数構造の高速解析に基づくJPEGブロックノイズ評価法
- 3-D顔部品対応づけ簡易手法の提案と似顔絵生成への応用
- 似顔絵生成と距離画像デ-タ
- PICASSOにおける3次元似顔絵レリーフについて
- 距離画像デ-タの画像解析と3-D似顔絵生成 (第12回センシングフォ-ラム) -- (3次元計測)
- 三次元似顔絵生成の一手法について
- 3D似顔絵フィギュア製作の実用化の試み
- 3D似顔絵フィギュア製作の実用化の試み
- 濃度共起確率に基づくユニークな画素群を用いた高速画像マッチング
- 輝度変換と色特性によりノイズを抑制した口抽出手法の提案
- 局所的周波数構造の高速解析に基づくJPEGブロックノイズ評価法
- 表情の動きの誇張を伴う動的似顔絵生成の試み
- 横顔PICASSOの完全自動化の試み
- 離散テンプレート型Hough変換DTHTの提案
- 総論 : 画像技術の広がりと深化の展望 : その学術哲学的試論
- 教師情報を必要としない独自性による領域分割手法の提案 : 輝度値、勾配強度、エッジ方向を基としたレア度の利用