計算機合成ホログラムにおける不要な像を除去する計算手法
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概要
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近年、リアルタイムの3次元映像表示技術として液晶やAOMを用いた計算機合成ホログラム(CGH)が研究されている。しかしながら、現在、用いられている表示デバイスの解像度はホログラムを再生するのに十分なものでない。そのため、干渉縞の間隔が表示デバイスの解像度の限界を越える場合、本来再生したい像以外に不要な像が再生されるという問題点があった。本稿では、仮想3次元物体の大きさやホログラム面からの距離を制限することなく不要な像を除去する計算手法を提案し、実際に高解像度プリンタ(4064dpi)を用いて従来方式と本方式のCGHを作製して、再生像の結果比較を行ったので、これらについて報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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島津 幹夫
松下電器産業株式会社 九州マルチメディアシステム研究所
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桂 卓史
松下電器産業(株)研究本部
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島津 幹夫
松下電器産業株式会社九州マルチメディアシステム研究所
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島津 幹夫
松下電器産業株式会社 ネットワーク開発本部
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桂 卓史
松下電器産業(株) 九州マルチメディアシステム研究所
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桂 卓史
松下電器産業株式会社 研究本部
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