進化的アルゴリズムによるチューリングマシンの自動作成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最近になって,プログラムの自動作成の分野で遺伝的プログラミング(Genetic Programming, GP)の研究が盛んに行われている.GPで扱われる個体は木構造をもつLISPのS-式で表現される階層的プログラミングであり,この個体に遺伝的操作を施すことによってプログラムが形や大きさを変化させて進化していく一方,汎用的なオートマトンとしてチューリングマシンがある.チューリングマシンの問題をGPで解くためには,状態遷移表をLISPのS-式として表現する必要があるが,これはかなり困難であると考えられる.本稿では,チューリングマシンの状態遷移表をそのまま個体として扱い,専用の遺伝的オペレータを適用することによって,要求するチューリングマシンの最適な状態遷移表を自動的に作成することを目的とする.
- 1996-03-11
著者
関連論文
- 進化的アルゴリズムによるチューリングマシンの自動作成
- スタッフのスケジュリング問題への遺伝的アプローチ
- ニューラルネットワークによる回転不変な手書き数字認識の一構造
- 遺伝的アルゴリズムによるニューラルネットワークの構造生成と学習
- 影コード化手法に基づく手書き数字認識のためのニューラルネットワークシステム
- 進化的アルゴリズムに基づく配線手法
- ホップフィールドネットワークにおけるエネルギー関数パラメータの並列探索
- 並列計算機を用いた多層ニューラルネットワークの学習高速化
- 影コードを用いた回転不変な数字認識のためのニューラルネットシステム
- 自動配線問題における遺伝アルゴリズムの適用法とその並列処理
- 配線問題へのGAの適用法とその並列処理