ACCA方式と固定チャネル割当方式の共存時の移動通信システムの特性
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概要
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自動車電話、携帯電話をはじめとする移動通信システムは、近年の急激な需要の増加に伴い無線周波数の不足が深刻な問題となりつつある。そのため、周波数の有効利用に関する様々な研究が行われているが、そのなかの一つにダイナミックチャネル割当(DCA)がある。当研究室では、高いチャネル利用効率を得ることの出来るDCAの一手法として、ACCA方式を提案した。ACCAを用いることにより、固定チャネル割当(FCA)の約2.5倍の収容呼量(呼損率3%における負荷呼量)が得られるこがシミュレーションにより示されている。移動通信システムへのDCAの導入に際しては、エリア内の全てのチャネル割当アルゴリズムをDCAとするのではなく、トラヒックの高いところなど、エリア内の一部に限定してDCAを適用することも考えられる。本報告では、一つのシステム内にFCAとDCA方式が混在した場合の特性と、その問題点について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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