CDMAによる可変データレート伝送方式の検討
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概要
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マルチメディア通信では、複数のレートで伝送を行う可変データレート伝送方式が重要な技術と考えられる。DS-CDMAを使用した北米セルラー方式IS-95では、Traffic Ch.について4種類のレートの中からフレーム単位に1種類を選択し送受信を行う可変データレート伝送方式を採用している。IS-95では、基準レート9.6(kbps)と1/2,1/4,1/8の4種類を使用しているが、さらに細分化されたレートでの伝送が可能になれば、データレート選択の幅が広がることになる。そこで、r=1/2,K=7の畳み込み符号とパンクチャド符号化を行ったr=3/4,7/8の3種類のデータレートに対して、受信側でのデータレート判定の可能性について計算機シミュレーションを行ったので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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