少数個の特徴点によって記述されたディジタル曲線の識別
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概要
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図形の輪郭線を数量的に記述することは、図形認識における重要な処理のひとつである。輪郭線の記述において従来用いられてきた方法として、フーリエスペクトルやモーメント不変量による方法が挙げられるが、これらの方法では処理に用いるデータ量が一般に多くなる。曲線を構成する全ての座標値を用いて曲線を記述するよりも、曲線の特徴点のみで記述する方がデータ量が少なくて済む。筆者らは代数方程式を利用して、図形の平行移動、拡大・縮小、回転に不変な記述法を提案した。この方法は図形からあらかじめ少数個の特徴点を抽出し、これらのみを用いて図形の認識を行なうのに適している。本稿では文献[5]による特徴点のみを用い、文献[5]の方法によってディジタル曲線を識別する方法について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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