ATM網における誤り訂正符号を用いた高速データ転送方式の性能評価
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概要
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ATM網においては、網内ではセル棄却に対するエラー回復を行なわないため、信頼性の高い転送を必要とするコンピュータ間データ通信を実現するためにはエンド間で誤り回復が必要になる。そのために、誤り訂正符号(FEC:Forward Error Correction)方式が注目されている。本稿では、FECを用いた高速データ転送方式の性能を解析的に評価する。FECを用いた場合、高負荷時には冗長セルにより却って輻輳を招き、性能の劣化が生ずる。そこで、本稿では特に優先権処理制御を考慮することによって、FEC方式を用いれば、負荷領域にかかわらず良好な性能が得られることを示す。
- 1994-05-27
論文 | ランダム
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