入出力バッファ型ATM交換機のトラヒック特性評価
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概要
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現在, 数十Gbpsを上回る, 基幹網のコアスイッチ向け大容量ATM (Asynchronous Transfer Mode)交換機が徐々に実用化されつつある。これらコアスイッチには, 高速スイッチングと最低限のQoS保証が求められている。我々はコアスイッチ向けに, マルチQoS (Quality of Service)スケジューリング方式を用いた, 入出力バッファを持つ大容量(40 Gbps〜)ATM交換機を開発している。本稿では, ATM交換機をモデル化したシミュレータを作成し, 実機で実測することが困難な大容量のトラヒック特性についても, 計算機シミュレーションによる評価を行った。シミュレーション結果より, シミュレーション対象となったマルチQoSスケジューリング方式を用いた大容量ATM交換機が, コアスイッチに求められる帯域の公平性, 遅延特性, QoS保証を有していることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-18
著者
-
山本 透
日本電気通信システム技術本部第一ハードウエア技術部
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鈴木 敏夫
Nec交換事業部第三方式技術部
-
篠原 誠之
Nec C&cメディア研究所
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臼倉 隆
NEC交換事業部第三方式技術部
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吉川 純徳
NEC交換事業部第三方式技術部
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