バーストトラヒックに対するATMスイッチのバッファ配置法に関する一検討
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概要
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スイッチのスループットが数Gbit, s以内である比較的小規模なATMスイッチはLSIの高集積化、ビットスライス技術の適用により一段スイッチで実現されることが考えられる。するとスイッチエレメントの複数入出力回線で同一セルバッファを共有し、小規模なセルバッファを用いてセル廃棄率を満足させることのできる共通バッファ形スイッチにおけるバーストトラヒック特性が問題となる。本稿では、共通バッファスイッチにおけるバーストトラヒック特性の一次評価を目的として、個別出力バッファ形スイッチと共通バッファ形スイッチにおけるバーストトラヒック収容時の特性差をシミュレーションから比較検討する。更に共通バッファ形スイッチにおけるバーストトラヒック特性の一次評価を行う方法について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-11-26
著者
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