SSCOPプロトコル処理の実現方式の検討
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概要
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本稿では、B-ISDNの信号プロトコルとしてITU-TSで議論されているSSCOPの実現方式について検討している。まず、N-ISDNの信号プロトコルであるLAPDとSSCOPを比較検討し相違点を抽出する。次にSSCOP処理装置のハードウェア構成案、および、ファームウェア処理モデルを示し、正常データ転送時の処理について、LAPDとSSCOPを実装した場合の処理能力を比較検討をした。その結果、SSCOPは高速転送時にはLAPDと同程度以上の能力があるが、高多重低速転送時にはLAPDの方が処理能力が高いことを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-11-26