リアルタイム入力メディア間同期方式の評価実験
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概要
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本報告では、リアルタイム入力メディア間同期方式を提案する.この同期方式は,パラメータ値の変更によって蓄積メディアにも連用できる.筆者らは、ATMネットワークを用いた実験システムにおいて,この同期方式を実装し,リップシンクの評価実験を行った.実験では,メディア発生源側のワ-クステーションからリアルタイム入力されたビデオとそのときの音声を,二つの異なっだTCPコネクションを用いて転送し,メディア出力先のワークステーションで同期・出力した.また,本報告では,同期の平均二乗誤差,平均出力レート,平均遅延時間等のシステム性能の測定結果を報告すると共に,パラメーターが性能に及ほす影響を明らかにしている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-10-20
著者
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石橋 豊
名古屋工業大学大学院工学研究科
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田坂 修二
名古屋工業大学大学院工学研究科情報工学専攻
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石橋 豊
名古屋工業大学 大学院 工学研究科
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辻 亮宏
名古屋工業大学 工学部 電気情報工学科
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田坂 修二
名古屋工業大学
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