パケットサイズ情報を用いた選択セル廃棄方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ATM網上においてデータ通信を行う場合,データフレームを構成するセルの損失は,データフレーム全体の損失をまねく為,無効負荷の増大を生む.本論文では,AAL(ATM Adaptation Layer) 3/4を前提とし,PDU (Protocol Data Unit)を構成する先頭セル内に記入されたPDUサイズを入力とするセルカウンタを使用して,入力予定のセルの数を的確に管理し,極力バッファ溢れを発生させない様にすることで,無効負荷の減少を図った選択セル廃棄制御方式を提案する.そして,この提案した選択セル廃棄制御方式が高負荷時におけるスループットの低下を防止し,また,パケットの長さによらない公平な受付けが可能な事をシミュレーション評価により示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-12
著者
関連論文
- いろいろな入力過程モデル (待ち行列研究の新しい潮流(4))
- ユーザ単位の階層型WWWトラヒックモデルの検討
- LANにおけるアプリケーション別トラヒックモデルの検討(待ち行列(3))
- 平成9年度秋季研究発表会ルポ
- 最低スループット保証に適した開ループ制御型ATM転送方式のサービス特性分析(マルチメディアを支える通信技術)
- 大規模網におけるABRレート制御アルゴリズム(マルチメディアを支える通信技術)
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の特性評価
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の特性評価
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の特性評価
- Legacy LAN-ATM網環境におけるABRの重み付け帯域割当を用いたVP容量制御方式
- 最低帯域保証機能を持つATM転送方式の評価
- 長期依存性/自己相似性を持つトラックヒルのモデル (待ち行列と性能評価理論の新たな展開特集号)
- パケットサイズ情報を用いたセルの選択的廃棄方法
- パケットを意識したセルベース・リーキーバケットについて
- パケットサイズ情報を用いた選択セル廃棄方式
- 「待ち行列」研究部会経過報告(部会報告)
- 情報通信ネットワークの新しい性能評価法シンポジウム