新しいICAアルゴリズムを用いた単試行平坦脳波の解析
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概要
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脳死や昏睡など意識喪失各レベルの意識状態におる患者の脳活動が平坦に近いため,計測脳波から心臓鼓動等のアーティファクトや環境・機械等の雑音の除去,または微弱な脳活動を抽出することが重要な課題である.本稿では,単試行のEEGデータに対して同期平均加算をせずに,ロバストの加法性雑音の除去手法および異なる性質の情報源が同時に分解できる独立成分解析アルゴリズムについて検討する.また微弱な脳活動の抽出については解析結果を交えて議論する.
- 2004-06-18
著者
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曹 建庭
埼玉工業大学
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曹 建庭
埼玉工業大学 大学院工学研究科:理化学研究所脳科学総合研究センター
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曹 洋
上海復旦大学 生命科学院
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趙 良禹
埼玉工業大学,大学院工学研究科
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沈 思華
上海復旦大学,生命科学院
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顧 凡及
上海復旦大学,生命科学院
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蔡 志杰
上海復旦大学,生命科学院
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阮 炯
上海復旦大学,生命科学院
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阮 炯
上海復旦大学 生命科学院
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蔡 志杰
上海復旦大学 生命科学院
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沈 思華
上海復旦大学 生命科学院
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顧 凡及
上海復旦大学 生命科学院
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趙 良禹
埼玉工業大学 大学院工学研究科
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