触覚と聴覚による盲人用図表現システム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
人間は,言葉だけではうまく説明できない情報を,図を使うことによってより明確に表現できる.ところで,盲人に図情報を提示する手段としては触図などが用いられているが,盲人自らが図を使って情報を表現することは大変困難である.そこで,我々は盲人で自分で図を作成し,他者とのコミュニケーションに利用できるシステムを作製した.本システムは,触覚ディスプレイ,音声入出力装置,キーボード,記憶装置およびパーソナルコンピュータで構成される.図情報は,盲人の触覚と聴覚に分けて提示される.これにより,触覚表現のみあるいは聴覚表現(言語表現)のみで図情報を表現することの欠点を相互に補うことができる.更に,盲人が自分の触覚と聴覚を頼りにしてシステムを対話的に操作し,図を作成・保存することができる.本システムを用いて盲人の被験者に対して心理実験を行い,被験者が図情報を記憶できること,被験者の頭の中のイメージの表現に利用できることなどを確認した.
- 1994-03-25
論文 | ランダム
- 民間フィットネスクラブ会員の消費者苦情行動に関する実証的分析
- 特集 スポ-ツ医とフィットネスクラブの連携
- 京都テルサフィットネスクラブ (特集 フィットネス市場活性化への新戦略)
- フィットネスクラブ再生への第2ステップ (特集 フィットネス市場活性化への新戦略)
- フィットネスクラブ事業の動向と今後の展望 (特集 フィットネス市場活性化への新戦略)