離散分光画像を用いた照明不変な色物体検出
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概要
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入射光の分光強度分布を数点の波長でサンプリングした値を画素値にもつ「離散分光画像」を利用することにより, 照明光の分光強度分布の変化が未知でも色物体の検出が可能であることを示す.光の波長に関してデルタ関数状の分光感度特性をもつ5チャネルの撮像系を, 干渉フィルタと高感度CCDカメラの組合せにより等価的に構成した.照明光の変化に対する離散分光画像の画素値の変化は対象物の色彩には無関係で, 照明光の分光強度分布の変化率にのみ依存する.このことを利用して, あらかじめ記憶した複数の表面色をもつ対象物をシーン中に検出し, 同時に照明光の分光変化率を推定できる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-25
著者
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