球面ガウス分布から導出される部分空間法
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概要
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パターン認識における代表的な手法である部分空間法と類似ベイズ識別法との関係を明らかにし, またその理論的バックグラウンドを探る.この結果, 超球面上でガウス型の分布となるある種のパターン分布を仮定することにより類似ベイズに似た重み付き部分空間法を導くことができ, その方式のある種の近似により部分空間法が得られることがわかった.また, これらの方式とベイズ識別から導かれる類似ベイズ識別や投影距離などの方式との関係も明らかにした.人工データを例題とした実験によると, この重み付き部分空間法の認識性能は類似ベイズとほぼ同程度であると予想され, また実際の手書き数字の実験結果によると本提案方式と類似ベイズがほぼ同じ識別性能であり, また打切り次元数を変えたときの認識精度の変化も同じ傾向を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-25
著者
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