分割導体膜を利用した薄型透明電波吸収パネル
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概要
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λ/4型電波吸収体(抵抗膜/空気層/反射導電膜)をVHF帯において実現するには空気層の厚さを1m近くにする必要がある。分割した導電膜がVHF帯において巨大な実の実効誘電率を持つことにより、空気層にそれを挿入して薄型の透明電波吸収体が実現できる。今回、帯状に分割した導体膜の分極特性を膜相互の相互作用を取り入れて計算し、それにより電波吸収パネルの解析を行った。100MHz程度の電波に対しパネルの厚さ約10cmで吸収を実現できる。電波吸収特性は帯状分割膜幅と分割膜/裏面反射膜間の空気層厚さに大きく支配され、入射角の影響は受けにくい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-18
著者
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