タイムドメインS11測定によるアンテナポールからの反射波評価(プローブ・アンテナ関連, 通信EMC/一般)

元データ 2005-09-01 社団法人電子情報通信学会

概要

アンテナを対象とする、または使用する測定では, アンテナを支えるアンテナポール等の反射が精度を低下させる原因となる.アンテナポールの影響を抑えるために, 低誘電率で強度のあるFRP素材が用いられるが, 実際の測定に与える影響の定量的な評価が重要である.先に提案したタイムドメインS11測定によるアンテナ自己校正法と同様の手法を採用して, 本報告ではアンテナポールの測定結果に与える影響を評価する手法を検討した.この手法は, 送信アンテナの前方に設置した被評価ポールに対して、ネットワークアナライザのS11測定とタイムドメイン処理により反射評価を行う。ポールの有無による反射波の差分から多重反射などの誤差成分を除去してポールからの直接反射成分のみを抽出する。60mm角, 103mm角二種類のFRP製アンテナポールを対象とする実験では、周波数が高いほど反射量が大きいが, 金属面の場合の反射に比べて水平偏波の場合で-23dBと-16dB低減し, 垂直偏波の場合には-16dBと-13dB低減する結果を得た.

著者

黒川 悟 産業技術総合研究所 計測標準研究部門
黒川 悟 独立行政法人産業技術総合研究所
廣瀬 雅信 独立行政法人産業技術総合研究所計測標準研究部門
小見山 耕司 独立行政法人産業技術総合研究所
廣瀬 雅信 独立行政法人産業技術総合研究所
廣瀬 雅信 電子技術総合研究所
渡辺 育夫 株式会社デバイス
蓮見 寛 株式会社デバイス
黒川 悟 (独)産業技術総合研究所計量標準総合センター
廣瀬 雅信 産業技術総合研

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