WDMネットワークにおける波長予約に基づく光パス設定の高速化手法の提案(光ネットワークプロトコル、光スイッチングデバイス、一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
WDMを利用した通信形態のひとつに、ノードにおいて光パス設定要求が発生すると同時に高速に波長を予約し、通信を行う方式が考えられている。ただし、光パス設定時に資源の競合が生じた場合は再度光パス設定を試みる必要があることから、通信要求発生から通信開始が可能となるまでの時間は光パス設定の試行回数に大きく依存する。本稿では、通信開始までの時間の短縮を目的としたパス設定手法を提案する。具体的には、従来のパス設定手法を組み合わせることで往復伝搬遅延時間あたりに光パス設定を2回試みることにより、往復伝搬遅延時間あたりに1回光パス設定を試みる従来方式よりも高速に光パス設定が完了できる。提案方式と従来方式の比較を計算機シミュレーションにより行い、その結果、光パスの保持時間が大きい場合に有効であることを明らかにしている。一方、保持時間が小さい場合には、ノードにおける処理遅延時間による性能差が見られるものの、提案方式と従来方式には有意な差がないことがわかった。
- 2003-10-21
論文 | ランダム
- Relationship between pharmacological activity and blood level of a new anticholinergic agent,timepidium bromide(SA-504),in cats
- EFFECTS OF COLESTIPOL HYDROCHLORIDE ON CHOLESTEROL AND BILE ACIDS ABSORPTION IN THE RAT INTESTINAL TRACT
- 「はじめてのものに」に就いて--立原道造論考
- 1813 エンジン性能が単段式スペースプレーン(SSTO)の実現可能解に及ぼす影響(OS18.計算力学と最適化(2),ポスターセッションP-3)
- 精神保健当番弁護士12年の総括と司法改革