無電源 10m 超応答可能な無線タグ温度センサ(移動通信ワークショップ)

元データ 2005-02-25 社団法人電子情報通信学会

概要

950MHz帯4W EIRP及び2.45GHz帯RCR STD-1規格で, それぞれ30mまで通信可能な温度センサ付きパッシブ無線タグを開発・試作している.我々は, 無線タグに2分割マイクロストリップ3端子アンテナと受電部のλ/4ショートスタブ共振回路及びラダー昇圧整流回路を用いることを提案している.まず, 2分割マイクロストリップ3端子アンテナを提案し, 従来のダイポール型に比べて無線タグからの応答信号強度を約10dB強くすることができることを示している.また, このアンテナを用いることにより, 従来は利用が難しかった比較的大きな容量性の可変インピーダンス素子を応答用に利用することが可能となり, 無線タグの小電力化と低電圧動作を実現できることを示している.無線タグの受電部は, 入力インピーダンス50Ωで動作し, -20dBmのRF入力を無線タグ応答回路の動作条件である0.6V, 2μAまで昇圧整流することができることを明らかにしている.試作された無線タグのサイズは, 950MHz帯が名刺サイズ, 2.45GHz帯が名刺の1/4の面積である.

著者

澤谷 邦男 東北大学大学院工学研究科
澤谷 邦男 東北大学工学部
北吉 均 (株)アドバンテスト研究所
北吉 均 仙台地域知的クラスター
北吉 均 東北大学大学院工学研究科

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