粉体型磁性木材の電波吸収特性決定パラメータについて(2)

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概要

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本研究では、粉体型磁性木材の電波吸収特性を導波管法とフリースペース法で測定した。また、粉体型磁性木材の木質特性として曲げ強さとたわみ量を求め、実計性について実験的検討を行った。その結果、磁性粉の体積含有率と試料の厚さを調整することにより電波吸収量のピーク周波数をシフトし、2.5GHz〜6.2GHzにおいて電波吸収量20dBに迫る特性が得られた。また、反射板を使用しないことで電波吸収特性がより広帯域化することを確認した。さらに、粉体型磁性木材の曲げ強さ・たわみ量は双方とも木質面材のJIS規格の基準を満たし、実用性を有することを明らかにした。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-10-22

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