パワー則の性質を有するネットワークにおける経路制御のためのフラッディング手法の提案(IPバックボーンネットワーク,フォトニックネットワーク,高速ネットワークの構成/管理/制御技術,及び一般)
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概要
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インターネットのトポロジー形状がべき乗則に従うことが近年明らかにされている.一方,現在のインターネットにおける経路情報の交換はフラッディングを用いておこなわれており,その結果,ネットワークのノード数の増大とともに経路情報の交換に必要なトラヒック量が増大する.本稿では,経路情報の交換に必要なトラヒック量を削減することでノード数に対するスケーラビリティを高めることを目的とし,べき乗則に従うトポロジー形状の性質を利用したフラッディング手法を提案する.提案手法では,確率に基づいて経路制御メッセージの伝達を制限することで経路情報の交換に必要なメッセージ数を削減している.その上で,隣接ノートが定期的に経路情報を交換することにより,制御メッセージ削減のために情報が伝わらないノートにも経路情報を確実に伝える.シミュレーションによりネットワークに発生した制御メッセージ数を評価した結果,提案手法は従来のリンクステート型の経路制御方式に比べて制御メッセージ数を50%削減することがわかった.
- 2004-10-08
論文 | ランダム
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