光ディスクレコーダにおける(1,7)符号に対する多値DFビタビ等化の検討
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概要
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光ディスクレコーダに好適な記録符号,等化検出方式として,(1,7)符号にPR(1,1),PR(1,2,1),PR,(2,3,2),PR(1,2,2,1)プリ等化とRAM-DFE(Decision Feedback Equalizer)+ビタビ復号を組み合わせた多値適応DFビタビ等化についてアルゴリズムを検討し,シミュレーションによる特性評価を行った.その結果,PR(1,2,2,1)+7値DFビタビ等化を適用することにより,現在の記録再生系において,最短ビット長0.24μmが実現できるめどが得られた.また,本等化検出方式はDCオフセット発生時のエラーレート低減効果が高いためDCフリーでない記録符号にも適し,バーストエラーからの復帰速度が短いため,低ビットレート時における収束時間の短縮にも効果を発揮することを検証した.
- 2002-07-01