高周波用CI型チョークコイルの損失解析
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概要
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本論文では、CI型フェライトコアを用いたチョークコイルを対象に、ギャップ長と損失の関係を検討した。この結果、ギャップの増加とともに見かけ上は鉄損が増加するが、磁束分布の測定およぴ磁界解析から増加しているのは鉄損ではなく、銅損であることが明らかになった。この原因としては、ギャップが存在することによって発生する漏れ磁束により銅損が増加することを明らかにした。この漏れ磁束による銅損を減らすための方策として巻線位置についての検討を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-18
著者
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