量子情報とエンタングルメント
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概要
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多量子ビット間のエンタングルメントを量子情報処理のリソース(資源)として積極に利用する方法を、テレクローニング(telecloning)例にとって解説する。テレクローニングは特定の構造を持つエンタングルメントを用いて量子演算(量子最適クローニング演算)と量子通信を同時に行うシステムであり、入力量子ビットとは別の場所にある量子ビットに対して遠隔的に量子演算を行う。また、量子演算をパッケージ化してエンタングルメントに「保存」した例であると考えることもできる。
- 2002-03-08