集束性ガウス光束による自由空間光配線の位置合わせ要求精度の緩和
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概要
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自由空間光配線における位置合わせ要求精度を緩和するため,集束性ガウス光束光学系を検討した.集束性ガウス光束光学系とは,従来報告されている2枚のコリメーションマイクロレンズを用いる光学系において,光源側に置かれたレンズにおける光束半径より,受光器側のレンズにおける光束半径が小さい光学系である.光源の配置ずれに起因する,受光器側レンズと受光器とにおける光束とのミスマッチによる光量損を,ABCD行列を用いてそれぞれ計算した.その結果,光源の光軸に対して垂直方向の位置ずれにより生じる,受光器側レンズにおける透過損失が支配的であることがわかった.そして,この受光器側レンズにおける透過損失が,集束性ガウス光束光学系により改善されることが示された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-20
著者
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上條 健
新情報処理開発機構光インタコネクション沖研究室
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篠嵜 啓助
沖電気工業(株)半導体技術研究所
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佐々木 浩紀
RWCP光沖研究室
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上條 健
RWCP光沖研究室
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佐々木 浩紀
新情報処理開発機構光インターコネクション沖研究室
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